「宇宙に還る」なんて、映画の中だけの話だと思っていませんか?🌠
実は今、【宇宙葬】という新しいお別れのかたちが、少しずつ広がってきているんです。
💭「そういえば、夫が宇宙に興味あるんだよね〜🚀」
💭「子どもとプラネタリウム行ってから、星空に惹かれてるかも…🌌」
お墓のこと、これからのことって、なかなか話しづらいけど
少しワクワクするようなテーマからなら、きっかけになるかもしれません✨
そもそも宇宙葬ってなに?

宇宙葬とは、遺灰の一部をロケットやバルーンで宇宙に送るというお別れの方法のひとつです🚀
「えっ、遺灰が宇宙に!?😳」と驚く方も多いかもしれませんが、近年では
外宇宙・月・地球の周回軌道・成層圏など、いろんな打ち上げプランが登場しています。
アメリカをはじめ、日本国内でも宇宙葬に対応する業者が増えてきていて、
少しずつですが注目されつつあるお別れのカタチです🌙
次の章では、詳しい種類や特徴を紹介していきますね!
実際に宇宙葬を選んだ著名人
実は、宇宙葬を選んだ著名人もすでに何人もいるんです!
例えば…
など、宇宙への想いをそのままお別れに込めた人たちがいます。

「宇宙が好きだった」「夢を叶えられなかったからこそ、最後にロマンを込めたい」
そんな気持ちがつまった選択肢かもしれませんね🌠
宇宙葬はアメリカで始まったこともあり、アメリカの著名人が多いですね。
どんなタイプがあるの?ロマンたっぷりのプランたち

宇宙葬とひとことで言っても、実はさまざまなプランがあるんです✨
どれもそれぞれに魅力があって、
💭「こんなお別れもあるんだ✨️」
って思ってもらえるはず。
地球周回コース(人工衛星に乗せる)

遺灰の一部を小さなカプセルに入れ、人工衛星として宇宙へ。
「遺灰が宇宙を旅してる…✨」そんな夢のあるお別れができます。
数ヶ月〜数年にわたり地球の軌道を回ったあと、大気圏で流れ星のように燃え尽きる仕組みです。
このため「流れ星供養」とも呼ばれているんですよ🌠
バルーン葬(成層圏までバルーンで送る)
バルーンにのせて成層圏へと送り出し、高度が限界に達するとバルーンが割れて、空へと散骨されます。
厳密には宇宙空間ではないものの、「広義の宇宙葬」として扱われることも多いです。
費用は20万円〜と比較的安価なので、「宇宙葬は気になるけど予算が…」という方にも選ばれています。
月面供養(お月さまに安置する)
こちらは散骨というよりも「月をお墓にする」という発想🌝✨
遺灰を月面に安置することで、
どこにいても、空を見上げて手を合わせることができる…
そんなロマンにあふれたお別れです。
「空から見守ってもらえる気がする」
「ずっと月が身近に感じられる」
そんな声もあるんだとか。
費用は120万円〜250万円ほど。
夢のあるプランですが、やはり費用もそれなりにかかるようです。
気になるお値段!宇宙葬って高いの?

「宇宙って…すっごくお金かかりそう…!」
そう思った方も多いかもしれません。
でも実は、プランによってはお墓より安いものもあるんです💡
お墓よりリーズナブルな宇宙葬も!
一般的なお墓を建てる場合、全国平均で100万円〜350万円ほどかかると言われています。
それに比べて、宇宙葬は数十万円からのプランもあり、
「意外と現実的かも?」と思う方もいるかもしれません🌟
特にバルーン葬などは20万円台から選べることもあり、手が届きやすいプランとして人気です。
月面プランはやっぱり高め!
月面に遺灰を届けるようなロマンあふれるプランでは、
100万円〜200万円超になることもあります。
さらにオプション(記念品・動画記録・名前の刻印など)を追加すれば、そのぶん費用もアップ。
とはいえ、スケールの大きさを考えると「納得…!」という声も少なくありません✨
遺灰の量によっても費用が変わる!
宇宙葬では遺灰の一部(数グラム程度)のみを打ち上げるケースがほとんど。
そのため、残りの遺灰をどうするかという点も考えておく必要があります。
プランによっては「1グラムと7グラムで価格が3倍になる」ということもあるので、
費用面と希望する形を照らし合わせながら選ぶことが大切です💡
ちなみに、遺骨一体分(約2キロ)を打ち上げるような超大型プランも存在はしますが、非常に稀で高額。
例として、つくば市に本社を置く宇宙葬会社「スペースNTK」では、そうしたプランも扱っているようです🚀(ざっと1,100万円!!)
スペースNTKさんの公式サイト
https://space-ntk.com/
宇宙葬が選ばれる理由
少しずつ注目を集めている宇宙葬。
でも、なぜあえて「宇宙へ」と思う人がいるのでしょうか?
そこには、その人らしいお別れを大切にしたいという、あたたかい想いが込められています。
「宇宙旅行が夢だった」── その想いを空へ

「いつか宇宙に行ってみたい」
「星空が好きだった」
そんな夢を持っていた方にとって、宇宙葬はまさにロマンに満ちた旅立ち方。
夢を叶えるように、大空へと送り出すお別れは、ご家族にとっても前向きな思い出になることがあります。
家族に負担をかけたくないという想いから
宇宙葬は生前に予約・前払いできるプランも多く、自分でしっかり準備をしておきたいという方に選ばれています。
「お墓のことで家族に悩んでほしくない」
「自分らしい最後を自分で選びたい」
そんな願いを叶えてくれる手段のひとつとして、宇宙葬を検討する人も増えているんです🕊️

個人的には、この考え方がとても好きです。
お金の使い方も、供養のかたちのひとつ
宇宙葬って贅沢って思われるかもしれません。
でも、誰かを思って選ぶ供養の形は人それぞれ。
「最後に何を残したいか」
「どう送り出したいか」
その選択の中に、あたたかい気持ちや愛情があれば、それで十分だと私は思います😊

でも注意も必要?事前に考えておきたいこと
ロマンにあふれる宇宙葬だけど、「あとから困った…」とならないように、事前に考えておきたいこともいくつかあります。
宇宙葬だけでは「お墓」がないという事実
宇宙葬は、遺灰の一部を打ち上げるというスタイルが多いため、
「じゃあ残りはどうするの?」という問題が出てきます。
お墓を持たないという選択もありますが、
【他の供養方法】と組み合わせることも選択肢のひとつ!
たとえば、
👉 海洋散骨 などと組み合わせて、
「空と海、ふたつの場所に還す」という選び方もできます🌊✨
遺族の理解と、生前の意志表明がカギ
宇宙葬はまだ珍しい選択肢。だからこそ、家族の理解はとても大切です。
たとえば、女優の島田陽子さんも、生前に宇宙葬を予約していたと報道されましたが、
実際に打ち上げが行われたかは不明です。
実際に行うかどうかは、「ご遺族の判断に委ねられる」とされているため、
本人の意思があっても、家族の合意がないと難しいこともあるのです。

「独り身だから宇宙葬を…」という方も、
・万が一のときに誰に連絡が行くのか?
・意思を伝える方法はあるか?
周囲の環境を改めて確認しておくのも大切ですね。
フォーマルなお別れを大切にしたい方には不向きかも?
自由な供養のスタイルが魅力の宇宙葬ですが、
家族によっては「しっかりお墓を建てたい」「法要をしたい」という方も。
「先祖代々のお墓があるから…」という声がある場合は、
無理せず、家族としっかり相談しながら進めていくことが大事です。

「まだまだ先のことだし、家族に話すのはちょっと照れくさいな…」
そんなふうに思うかもしれません。
でも、小さな会話からでも大丈夫。

ご家族と話し合うことで、納得のいく答えが見つかることを願っています🌸
まとめ|宇宙に還るという自由なお別れ
🌠「宇宙葬」ってちょっと非現実的に感じるかもしれませんが、
そこにはロマンや想いがたっぷり詰まった、自由なお別れのかたちがあります。
大切なのは、どんな送り方がその人らしいかということ。
想いのかたちに正解はありません
「こんな選択肢もあるんだ」と、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました🪐💫

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